地産地消から地消地産へ 山田桂一郎氏の観光論を拝聴して


朝起きるのがつらい季節になってきました(-_-メ;)

でもでも、朝起きてから家を出るまで時間がとれる冬の間は朝活にもってこい♪  いまこのブログを書いているのも朝の出勤前です^^;

夏はどれだけ早起きしてもすぐ早朝から畑にでないといけないので・・・。

前置きはおいといて、昨日伊丹市の伊丹市立図書館というところで行われた観光セミナーに参加してきました。

講師は、『里山資本主義』や『デフレの正体』で有名な藻谷浩介さんと共著(「観光立国の正体」)を刊行されている「観光カリスマ」:山田桂一郎先生と、デジタル・アナログ両刀使いでローカルビジネスやマーケティングのコンサルをされている永山卓也先生のお二方。

今回は、山田桂一郎先生から拝聴した、「デジタル&エリアマーケティング概論」について、その一端をまとめてみます。


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シンフォニアファームを立ち上げるまえの研修中から、語学(英語・中国語・韓国語)を活かして、日本人だけでなく外国人の方(インバウンドや在日外国人)にも広くシンフォニアファームの野菜を知ってほしいという思いを持ってきました。

そんななか、先日三田市で参加したインバウンドセミナーNo.1の続編として、インバウンドセミナーNo.2が伊丹で開催されるとチラシで知り、早速申し込んで参加した次第です。

お二人の登壇者のうち、前半のお話を頂いた山田桂一郎先生の「デジタル&エリアマーケティング概論」ですが、ある意味わたしのなかの固定観念を打ち砕いてくれるような、目から鱗なお話でした。特にとても重要なお話と感じたのは、いわゆる「地産地消」ではなく、「地消地産」で考えていくことの重要性です。

 

そもそも何が違うか、ですが、「地産地消」は単純に、地域で作られたものを地域で消費するという考え方であって、地域振興に一役買うものの、そこにはマーケットインの観点が欠如していることが多く、売れずに余ったものを地元でなんとか買ってもらうという、受け皿的な意味合いに偏在しているとのこと。

そもそも売れないものなので、結果安売りとなり、肝心の利益は期待できずジリ貧になりやすいようです。

一方の「地消地産」は、(あくまで観光の観点から見た場合かと思いますが)「旅行者が切望する高付加価値商品を地域内で生産・販売する」という考え方で、プロダクトアウトではなくマーケットインに沿うものという感じです。

そして、高品質を維持するためにも高い単価を設定する必要があり、利幅が広がれば地元の仕入れ業者や良い素材を利用する余裕が生まれて、それらも地域内で消費すれば、域内調達率が上がって、地域の経済循環が上がり、本当の意味での地方創生につながるとの観点です。

インバウンドで言えば稼いだ外貨、日本人の国内旅行なら地域外の円をいちど取り込んだら、購買活動などで外部に簡単に流出させず、地域内で循環させることの重要性を語っておられました。


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もうひとつ、今回のセミナーでとても納得したことがありました。

それは、ターゲティング前のセグメンテーションの段階で、今の時代にそぐわない、間違った切り口で属性を切り分けてしまっている事業者が多いこと。(無意識的に私も含め・・・)

具体的には、単純に年齢層や性別、国籍で分けてしまっていることです(化石のマーケティング手法?)。

今の時代はともかく個人が多様で、これは以前、とある経営コンサルタントの方が仰っていたことですが、同じ20歳台の女性でも、独身でバリバリ働いているワーカーもいれば、結婚して子供を3人くらい育てている専業主婦もいるわけで、それぞれの購買心理や購買行動は決して同じではないはずです。

最近では、あえて男性向けの衣服を着用する女性が増えているとも・・・。もしかしたら、私たちが知らないだけで、化粧をしている男性が増えているかも??ですね。

現代はこれだけ多様化の時代なので、セグメンテーションするにも属性を読み違えれば経営判断を誤る、ということにも繋がりかねません。

私もどこか無意識に、「日本人」という属性に対して単純に「外国人」という区分けをしてしまっていましたが、シンフォニアファームの目指す強みは一言で言えば「無施肥無防除の野菜」ということですので、むしろ国籍やら性別やら年齢やらの属性は思い切って取り払って、オーガニック志向という「関心事」の切り口でアプローチしたほうが適切なのかな、と思った次第です。


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