ルバーブ初栽培


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ルバーブって?

ルバーブは日本ではあまり一般的ではないので、ご存知ない方はお手数ですがこちらをご覧ください(簡単なルバーブ紹介)。

僕がルバーブの存在を初めて知ったのはちょうど農業研修生になったころでした。

なにやらジャムにすると甘酸っぱくておいし~い「野菜」があるとか。それがきっかけだったと記憶しています。

可食部は茎。長野や北海道のほうでは、このルバーブの茎を束ねたものが売られているようです。

種まき

ネットで買ったおいたルバーブの種を、2017年の4月上旬にセルトレイという育苗用の資材に1粒ずつ撒いていきます。

セルトレイは72穴です。

深さは1cmほど。たっぷり水をやります。

まだ寒いので、しばらく家の中に置いておきました^^;

発芽

4月下旬にはほぼ双葉が出揃いました。

ここまで種まきから約2週間。

5月上旬にはさらに双葉が大きくなり、本葉も顔をのぞかせます。

鉢上げ

だいぶ株が混み合ってきたので、一部を5月下旬に鉢上げしました。

まずは大きい株から・・・。

シベリア原産で暑さや直射日光(による高温)に弱いルバーブ。

しばらく自宅の庭での育苗が続きます。

最終的に、50株ほど鉢上げしました。

ゆっくり成長

その後、ルバーブたちはゆっくりマイペースに成長して、7月頭ごろにはこれくらいにまで成長しました。

また、直射日光が1日中当たらないよう、半日陰になる場所で育苗していました。

畑への定植

ついに畑に移植する日がやってきました。

って、もう8月下旬です(笑)

夏、気温が35度近くまで上がる三田市。畝には予め遮光ネットを張っておきました。しかもネット2重です。

完全にトンネルで覆ってしまわずに通風のためサイドは開けてあります。

防草と保湿のために黒マルチを張っていますが、土の中が高温になりすぎないよう、株周りだけ土を敷いています。

ルバーブの強さ

畑の定植前、1株だけ地上部が全部萎れてだめになってしまった株がありました。

地上部は思い切ってハサミで切ってしまいましたが、そのままポットで置いておくと、数日後には新しい芽がでていました!

ルバーブは多年草なので、氷点下の寒い冬は地上部を枯らして根っこだけで越冬しますが、この時期に、小さい株の状態でも必死に生きようとすることに胸を打たれました(*▽*~)

初収穫!

10月中旬にいたって初収穫(^^ゞ

基本的には中くらいの茎を数本採りました。

巨大台風襲来

2017年10月22日、記憶に新しいあの巨大台風が三田市にも甚大な被害をもたらしました。

市内では、多くのハウスが潰されてしまったようです。目も当てられません(汗)

して、ルバーブはというと・・・、残念ながら壊滅状態です。。

とりあえずバラバラに散らばってしまったルバーブの茎を拾い集めました。

涙がでそうな思いです orz

こんな形で収穫することになるとは。。

とはいえ、拾い集めたルバーブはかなりの量になりました。

ルバーブジャムづくり

今回拾い集めたルバーブの一部でジャムを作ることにしました。

参考にしたレシピはこちら(「ネルの小屋」様HPより)。

肝心の味は・・・

めちゃうま!でしたwww

僕はもともと酸っぱい食材(酢の物、酸味の強いコーヒー、らっきょうなど)は苦手なことが多いのですが、なぜかルバーブの酸味は大好きなんです^^;

あと、ルバーブ自体糖質がかなり低く、日本食品標準成分表によれば、生の可食部(葉柄)100gあたり利用可能炭水化物(単糖当量)は1.9gしかありません。

比較として、ミニトマトの場合は4.6gになっています。

砂糖のかわりに糖アルコール(糖質ゼロのエリスリトールなど)を使えば、かなり低糖質なジャムが作れちゃいます♪

やっぱりルバーブ強い!

巨大台風で地上部吹き飛ばされてしまったルバーブたちの後日談。

どうなったと思いますか??

はい、あの台風から1週間後、こうなりました。

ほぼ全ての株で、新しい芽が出てここまで成長しています。

気温が高めだったこともあるでしょうが、なんという生命力・・・。

夕日に照らされて、それぞれのルバーブの新葉が胸を張っているように見えました^^;

これから死ぬまでルバーブと付き合っていくぞ!」と決意した1日でしたw

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