せっせと微生物にエサやり♪ ←私の本業


朝から草刈機で草刈りをして、午前中で早くもバテてしまったシンフォニアファーム代表の伊藤です(笑)

最近のネタをひとつ・・・。

今回は農家としての私の本業であります、畑で飼っている微生物たちへの餌やりについて。

シンフォニアファームでは肥料(植物が直接根っこなどから吸収できる資材)を使わない一方、植物への養分供給はもっぱら共生微生物たちのお仕事です。

といっても、(畑という特殊な環境では)人がちゃんと餌やりをしないと微生物は殖えませんし、収量もままならないので、餌やりだけは大事な私の仕事です^^;


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今月には秋スイートコーンの定植、10月ごろにはいちご苗の定植を予定している2畝があるのですが、先日、その2畝に微生物たちのエサを投入しました。

エサというのは高炭素有機物。植物が光合成をして生成した、炭素が基本構造のセルロース・ヘミセルロース・リグニン等々です。。

今回は木屑と、自分でウッドチッパーを使って粉砕した竹チップを浅く土に混ぜ込みました。

下の写真は、すでに竹チップを散布し終わって、これから木屑を散布する際の様子です。

 

 

今回は畝は不耕起のまま。

炭素有機物の混ぜ込みも、今回は機械は使わず、表面の土を数センチだけレーキで混ぜ込みました。浅いので、それほど時間はかかりません。

最後に保湿のためのマルチがけ。これから暑くなるのでマルチ内の温度が上がるのがちょっと心配・・・。換気のために定植穴開けとこうかな・・・。

 

 

去年の秋に炭素有機物を畝に入れたときは、微生物を活性化させるためにごく微量の米ぬかもパラパラ(1㎡おおさじ1~2杯くらい?)撒いたんですが、今回はなしでいきます。

そうそう、炭素有機物といえば雑草の根っこも結構含まれてます。直前に畝の上を草刈りしたので、土に残った根っこが微生物たちの極上のエサになることを願っております・・・。

炭素有機物は生がベター^^; 有機物を真っ先に分解する菌類(糸状菌)には、新鮮なナマの状態の炭素をそのまま与えます。

ただ、生草などは、一部C4植物などを除いて炭素率が低い場合が多いので(特にマメ科は窒素率が高い)、与える草もC/N比40以上のものを与える必要があります。

緑肥のソルゴーやトウモロコシは生でもC/N比が高めなのでそのまますき込んで、それ以外の多くの雑草(とくに登熟していない若い雑草やマメ科の雑草)は刈ってから数日置いて半生にして(脱窒)からすき込む、といった感じです。


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まだ就農して1年経っていませんが、これまでに数回、畝にいろいろな炭素有機物を入れてみました。

昨年秋には落ち葉を大量に集めて来てはほとんどの畝に投入(現状まだエサやりをしていない畑もあり)。無料で手に入るし、運びやすいのですが、いかんせん形状が形状なので、そのままだと畝に置いても風で畝間に落ちてしまったり、苗の定植をする際も邪魔になって作業性が悪くなるということがありました。種の直まきはちょっと厳しい感じです(汗)

落ち葉混ぜ込みから一冬こえた春。まだ落ち葉が結構残っていました。まだ気温が上がりきっていないこともあるかと思いますが、糸状菌が低温でもある程度活動できることを考えると、まだ借りたばかりの畑で微生物のバイオマス量が少なかったために、相対的にエサが多すぎたのかもしれません(消化不良?)。

定植・播種の作業性などを考えても、また、エサとしての有効期間が長い点からしても、やはり細かい木材チップなどのほうが良いのかなと思います。

基本はケースバイケースなので、畑の土の状態に合わせて投入する炭素有機物の種類や量を試行錯誤していこうと思います^^;


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