2020年より「ルバーブ」栽培再開!


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農業研修はじまってすぐの2016年ごろ、たまたま「ルバーブ」というフキにも似た野菜を知り、そのジャムを初めて食べたときの感動を思い出しながら、いま記事を書いています^^;

ほとんど知られていない野菜なので、ここで簡単に説明をさせていただくと、「ルバーブ」はタデ科の多年草で、シベリア南部が原産地と言われています。

和名は「食用大黄(しょくようだいおう)」で、中国では漢方としても重宝されているとか。詳しくは、こちらの記事にも書いています。

研修中に借りていた畑で一度栽培をしたときの写真がこちら↓

 

 

ちなみに、当時の栽培経過(種まきから収穫まで)については、以下の記事に詳しく書かせて頂きました。

過去記事:「ルバーブ初栽培の1年目を巻きでお送りします!

こちらの記事のサムネイル画像に使っている写真は、当時栽培したルバーブの根株から、冬の間、加温&遮光した環境で育てた軟白栽培ルバーブです。(味はいまいちだった・・・汗)


このルバーブですが、就農したあとはしばらく栽培していませんでした。

一番大きな理由は、シベリア南部原産のルバーブはもともと冷涼な気候を好む植物で、ここ兵庫県三田市は夏の間35度を超える日も少なくなく、さらに温暖化の影響も避けられない状況から、ルバーブの栽培はかなり困難だと考えていたためです。

もうひとつは、多品目野菜を栽培するスタンスから、就農1年めから手を広げすぎると、どれも中途半端になって栽培技術が身につきにくいと考えていたためです。(どの野菜も奥が深い!)

ですので、就農2~3年めくらいからルバーブの作付けを再開しようとは思っていました。ただ、上記の通り暑さに弱いため、涼しい場所を人為的に作るかして、遮光ありきの栽培をする必要がある、とは思っていました。

 

そんな折に、数日前のことですが、Twitterで繋がっていた長野県(ルバーブの産地)でルバーブを栽培されているとある農家さんから、オーストラリアで育種された「クリムゾンサイランズ」という品種が耐暑性を備えており、温暖化にも対応できる品種である、ということを教えて頂きました

そして、その純粋赤葉柄の苗を現在生産中であり、2020年晩秋以降にまとまった苗数で購入させていただくことになりました^^;

ですので、実際の収穫は2021年以降になるかと思います。


そちらのルバーブ農家さんのお話では、日本のルバーブ流通事情というのは特殊で、産地である長野県のルバーブ農家さんは、その根株を門外不出にしており、それがによってルバーブの認知度向上や需要を制約してしまっているとのこと

ルバーブの種はネットなどで比較的容易に入手できますが、ルバーブは実生で育ててもほとんど親の形質を受け継がずに、いろいろな形質がばらばらに出てしまう上、緑と赤が混じった茎のものが多く現れてしまうようです(実際に栽培してみてそうでした)。ですので、純粋に赤葉柄あるいは純粋に緑葉柄の個体を選抜するとなると、かなりの時間と労力が必要になります。

そういったこともあって、日本ではなかなかルバーブを商業生産する農家が増えず、よって市場でもあまり知られることがないままになっています。

ルバーブの魅力(例えば、果物よりかなり低糖質なのに、ジャムなどでフルーティな味を楽しめるなど)がたくさんあるのに、株を栄養繁殖させるための根株が門外不出になっていて、検疫上の問題から実質上ルバーブの根株を海外から輸入するのも不可能に近いという事情によって、ルバーブが日本でなかなか広まっていかないのは残念すぎることです。

 

ですが、「クリムゾンサイランズ」という耐暑性を備えた品種が、先進的な考えのもと、上記の農家さんの手によって日本中に広められようとしています。

私も、その一大プロジェクトに参加させていただき、まだまだ普及が緒にもついていない西日本で、ルバーブを広めていく一端を担えればと考えています

 

とはいえ、クリムゾンサイランズの苗が手に入るのは2020年晩秋以降の予定。

1品種だけでは寂しいですし、気候などに対するリスクヘッジのためにも(多様性)、さらに1~2品種栽培してみたいと考えていますので、来月あたりにハウス内で別の品種のルバーブの播種をして実生苗を育ててみたいと思います。(「ヴィクトリア」や「グラスキンズパーペチュアル」)

それを一度か二度、耐暑性のあった個体にトウを立たせて採種し、ある程度三田市の気候に順化した性質の個体を得たうえで選抜をしたほうがいいかもしれません。

とはいえ、まだまだルバーブはわからないことだらけなので、トライアンドエラーで経験値を積んでいきたいです^^;


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1 thought on “2020年より「ルバーブ」栽培再開!

  1. 藤原なおみ

    初めまして。
    三田市大原でオーガニックベジタリアンカフェ ポノカフェをしております藤原といいます。時々、パスカルでお野菜を買わせてもらっております。市内で自然農をされてる農家さんはまだまだ少ない中、頑張っておられるなぁ!と尊敬しておりますm(__)m一度、畑の見学に伺いたいなぁと思ったりしております!

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