就農を決意するまでの経緯 Part.1


野菜嫌い?

 

正直に言うと、僕は子供の頃からそれほど食べ物に執着がなく、悪く言えば食べ物に興味が薄く、食材の名前とか調理についてもあまり興味がありませんでした。

体型がそもそも痩せ型で、あまり食べない少食者であるということもあるかもしれないですが・・・。

あと、多くの人がそうであるように、僕も野菜に好き嫌いがあり、トマトのなんとも言いがたい妙な酸っぱさ?とか、ピーマンの青臭さが嫌いで、野菜なんてどこで売ってるのも同じでしょと、斜め後ろから「食」というものを見ていたのでした・・・。

そんな僕なのですが、一昨年くらいのある日、親が地元の直売所で買ってきたというトマトを生で食べる機会がありました。


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転機?

 

毎回トマトを食べる前には、味があまり感じられないように息を止めるのですが(笑)、いざ口に入れてみると、「これがトマト?」っていう感じで、嫌いだった雑味のようなものもなく、あまりに美味しかったので、拍子抜けしてしまいました

まるで何かの果物のような甘い味覚と柔らかい触感。もうローカルすぎるカルチャーショックです。
情けないことに、同じ野菜でも全然味が違うことに今更気がつきましたorz

それから暫くしてから、同じ直売所で買ってきたピーマンを食べてみても、「これ、本当にピーマンか?」と疑うくらい青臭さがなく、しかも甘くて旨いんです。

今まで食べてたのはなんだったんだと思いました・・・。

(もちろん、その直売所のものが全て美味しいと感じられるわけではないと思いますが)

そんなこんなで野菜にちょっとした興味を抱くようになったのですが、この時点では、まだ農業の「の」の字も意識にはありません。


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農業に興味が湧く

 

農業そのものを意識することについては、また別の出来事が関係していました。

どうやらここ数年、農業と無縁だった若者が脱サラして農業を始めるという一種の潮流があったらしく、テレビの特集なんかでよく農家が取り上げられるのを目にするようになっていました。

ある番組では、30代くらいの独身の女性が1人で畑できゅうり作りをしていたり、日本人と結婚したイギリス人男性が急に思い立って日本に来て、研修もなしにいきなり山奥で生業として農業を始めたり。

他にもいろんな新規就農者がいましたが、これまで自分が抱いていた大・中規模の量産型農業のイメージではなく、小規模でも慎ましく専業農家を営んでいる姿が印象に残りました。

そして何よりも、そういった農業を生業にしている人たちは笑顔が「自然」で、数々の苦労も含めて仕事を心底から楽しんでいるように見えました

たぶん、僕が「農」を意識し始めたのは、彼らのそういった本来の人間らしい姿だったんだと思います。

 

Part.2 に続く。


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